私が広島時代、
大変お世話になったのは、
相席屋(相席ラウンジ)である。

表こころブログ_相席屋の相棒と決別した話1

相席屋とは・・・バーや居酒屋のような店舗で、赤の他人である男性客と女性客が席を相席して飲むというシステム。多くの店舗で男性客は料金があるが、女性客の場合、無料である。キャバクラと違うのは男性も女性もお客同士であるという点である。CtoC商法の典型例。

これには二つの意味でお世話になった。
パラサイトの極貧家族なみに
貧しい私にとって
無料で呑むことも
食べることもできる場所であり、
かつ、男性の出会いも期待できる。

しかし、広島にある
複数の相席屋で唯一の弱点は

表こころブログ_相席屋の相棒と決別した話2

一人で行ける相席屋がない、
ということ。

そこで、相席屋の相棒として
私が召喚したのは、

表こころブログ_婚活ギクシャク6j

婚活の女王・コロロさん。


以前書いたこの記事の女性。



そもそも、
彼女との出会いは
最初は街コンであった。
街コンは、街ぐるみで行われる大型の合コンイベントである。一般的な合コンと異なり、参加者は少ない場合でも数十名以上、規模の大きいものでは3000名弱にもなる。同性2名以上で1組となり、開催地区の定められた複数の飲食店を廻る。wikipediaより
街コンが終わって
偶然エレベーターで
一緒になったコロロさんに対して

表こころブログ_相席屋の相棒と決別した話3

その足から相席屋へと
スカウトしたのが始まりだった。


それ以来、
私とコロロさんは
食うこと寝ることのように

表こころブログ_相席屋の相棒と決別した話4

頻繁に相席屋に繰り出していた。

安倍政権黎明期の
東京オリンピックを控えた
コロロ・ココロ黄金時代
の到来である。


しかし、
一つだけ問題があって、
そんなコロロさんは男性と
相席になったところで

表こころブログ_相席屋の相棒と決別した話5

全然会話を
盛り上げない人だった。


だから、私は盛り上げた。
銀座のホステスさながらに。
何故なら相席屋は男性陣によって
経営が成り立っているから。

表こころブログ_相席屋の相棒と決別した話6

韓信・蕭何・張良の働きを
一人で一手に引き受けた
諸葛亮の気持ちが分かる。



そして、その蜜月の
黄金時代は長くはもたなかった。

私とコロロさんの
相席コンビは早くも解散になる。

解散の理由は。
方向性の違い

表こころブログ_相席屋の相棒と決別した話7

コロロさんは相席よりも街コンの方に行きたい
ココロさんは街コンよりも相席の方に行きたい


そんな単純明快な違いだった。

こうして、
相席コンビの解散とともに
本格的な東京進出の足音が
聞こえてくるのであった。

まさかインディーズバンドの
解散理由みたいな
ことを私が言う日が来るとはね。

「方向性の違い」なんて。


P.S.

そんな、一切盛り上げないコロロさんがその理由をこう言っていた。

表こころブログ_相席屋の相棒と決別した話8

うーん、もうぐうの音も言えないぐらい正論でした。ワタシモソウナリタイネ



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