この半年で
LINEを使って
友人に怒ったことが
2回あった。
一人はねずみ講を
誘導してきた
ネズウェイくん。
もう一人は普段から
「ただで占いをしてくれー」
しつこかった
TARAKOさんだ。

私のお叱りLINEに
帰ってきた答えは
それぞれこんな感じ。
ネズウェイくん

TARAKOさん

いずれも食って
かかってきている。

私はこのとき、ふと、
昔のボーイフレンドを
思い出した。

その人は

デカッチャンという。
実は私はこの人とは
とても長い付き合いだった。
一時期は毎晩のように
この人に食事に
連れて行ってもらったものだ。
こんなことを書くと、
どうぶつの森の住民以上に
噂話が大好きな占いの館の
元同僚がベラベラしゃべると
思うのだけど、

天に誓いこの人とは
一切やましいことはしていない。
キスすらしていないのだ。
純粋な友達である。
この人はキチンとした
お仕事についている方で
私は彼のギャグセンスが
とても好きだった。

ただ、この人は
頑固なくせに
横着で適当で、
宮迫とホリケンと太田光を
混ぜたような人間だった。
酒癖が悪くて、
酔いが回ると絡み酒をしたり、
「もう俺たち会わんけぇな」
ととぐろを巻きだしたりして
面倒な人だった。
だから喧嘩もしょっちゅうした。
以前、すごく怒ってしまって
LINEにこうやって
送ったことがある。

『さすがに怒られるかな~』
なんて思いつつ、
次の日に彼から
帰ってきた答えは
意外なものだった。

「分かりました。
カッコ悪い俺が
かわいいこころに対して
エスコートしてきたけど
それが無理なら
しかたないね。
でも、連絡したくなったら
いつでも待ってるからな!」
これはね~
やられましたよ。
『大人だな』
って心底思った。

わがままな少女と
それを聞いてくれる
大人な男性っていう状況って
女性なら誰しも
心の中に秘めているはず。
でも私の場合、
その言ってくれた相手は
竹内涼真でも役所広司でもなく、
デカッチャンだったようだ。
人は怒ったときに試される。
そしてそれは長い付き合いで
初めてわかるものだ。
私の大学時代を思いだせば
鮮やかな恋愛や
さわやかな汗はない。
場末の居酒屋に横たわる
一枚杉の机に
並べたチューハイのジョッキと
くだらないオヤジギャグばかりが
目に浮かぶのである。
↓クリックくだされば励みになります。
LINEを使って
友人に怒ったことが
2回あった。
一人はねずみ講を
誘導してきた
ネズウェイくん。
もう一人は普段から
「ただで占いをしてくれー」
しつこかった
TARAKOさんだ。

私のお叱りLINEに
帰ってきた答えは
それぞれこんな感じ。
ネズウェイくん

TARAKOさん

いずれも食って
かかってきている。
私はこのとき、ふと、
昔のボーイフレンドを
思い出した。

その人は

デカッチャンという。
実は私はこの人とは
とても長い付き合いだった。
一時期は毎晩のように
この人に食事に
連れて行ってもらったものだ。
こんなことを書くと、
どうぶつの森の住民以上に
噂話が大好きな占いの館の
元同僚がベラベラしゃべると
思うのだけど、

天に誓いこの人とは
一切やましいことはしていない。
キスすらしていないのだ。
純粋な友達である。
この人はキチンとした
お仕事についている方で
私は彼のギャグセンスが
とても好きだった。

ただ、この人は
頑固なくせに
横着で適当で、
宮迫とホリケンと太田光を
混ぜたような人間だった。
酒癖が悪くて、
酔いが回ると絡み酒をしたり、
「もう俺たち会わんけぇな」
ととぐろを巻きだしたりして
面倒な人だった。
だから喧嘩もしょっちゅうした。
以前、すごく怒ってしまって
LINEにこうやって
送ったことがある。

『さすがに怒られるかな~』
なんて思いつつ、
次の日に彼から
帰ってきた答えは
意外なものだった。

「分かりました。
カッコ悪い俺が
かわいいこころに対して
エスコートしてきたけど
それが無理なら
しかたないね。
でも、連絡したくなったら
いつでも待ってるからな!」
これはね~
やられましたよ。
『大人だな』
って心底思った。

わがままな少女と
それを聞いてくれる
大人な男性っていう状況って
女性なら誰しも
心の中に秘めているはず。
でも私の場合、
その言ってくれた相手は
竹内涼真でも役所広司でもなく、
デカッチャンだったようだ。
人は怒ったときに試される。
そしてそれは長い付き合いで
初めてわかるものだ。
私の大学時代を思いだせば
鮮やかな恋愛や
さわやかな汗はない。
場末の居酒屋に横たわる
一枚杉の机に
並べたチューハイのジョッキと
くだらないオヤジギャグばかりが
目に浮かぶのである。
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コメント
コメント一覧 (2)
人は怒ったときこそ試される…ホントだな〜と思います(身に覚えあり)。
ただ、ふと気になったのですが、そのそのデカッチャンさんは、宮迫にホリケン、そして太田光という人物像から、こころさまの怒りをどのように受け止めていたのだろう、と思いました 。
というのも、人によって怒るポイントなり価値観って違いますよね?意外と「アレ?怒らないの?」っと、肩透かしをくらうことがあるというか。
なので、漫画を見てても思ったのですが、デカッチャンさんは、物事によっては「あ、それは、感情的になるんだな」と、驚くことってありませんでしたか?
とはいえ、こころさまが「怒りをぶつけても大丈夫な相手」と判断されたということは、よくも悪くも懐の広さも感じる方だったんだろうな〜と思いながら読んでました。
にしても、怒りって、本当にぶつける相手選びますよね…食ってかかってくるか、相手が傷付くか。私の場合、怒りを表に出すときって、完全に人間関係が終わってしまうときだと思っているので、本当に悩みます。
あと、「占ってよ〜」と言われたお友達の方は…う〜ん、困ったちゃんですねぇ 笑
長文、失礼しました!
コメントありがとうございます!
そしておっしゃるとおりほんとにこの人は変わった人で怒るポイントも変わっていました。食べ物は一度に頼んではだめだとか、食器は終わったらテーブルの端に寄せろだとか。
その割には定員や客に鬼絡みをしてトラブルになることもしばしば。
怒りって難しいと思います。その人の人格が試されるような。めめんともりさまのように、怒るとき=もう関係が終わったとき、というのもあると思います。厳しい言い方をする前に、やんわりと伝えて聞いてくれる人がいたら。。。
件の「占ってー」子ちゃんも、実はやんわり断ってたのにも聞かったため、ハッキリ「だめだよー」と言った途端に「なに怒っとるん?」てなって。
うーん。困った。