いまより、ずっとずっと若かった頃、
私は男性の話に非常に厳しかった。

何度か記事に書いたしょんぼりさん。



しょんぼりさんは
私が話し始めたら
「分かる!俺もうんたらかんたら」
取るだけ取ってオチもなく終わる
という体たらくだった

kaokokoro75-4j

これけっこうしんどかった。

耳元で鈴木奈々とノブシコブシに
トークしてもらうほうが
まだいいぐらいしんどかった。

すべらない話を100回みてほしい
↑大声で中身のない話をする二人

ダウンタウン松本一志の
「すべらない話」を
見られたことがあるだろうか。

表こころブログ_ダウンタウン松本人志

世の中にはこのすべらない話を録画して
芸人たちのトークを文字起こしして、
すべらない話というのは何か
研究する男性がいるという。

すべらない話を100回みてほしい2

私はこのしょんぼりさんに
すべらない話の
短期講習を開きたいぐらいだった。

「ええか。話にはヤマとオチがあってな」
「話はきっかけが一番難しいから横取りしたらあかんで」

なんて。




あれから数年経った。

私も大人になった。

何か責任を負うと言うこと、
世の中にはいろんな人がいるということ、
身をもって分かってきた。

そうなると、いまなら
しょんぼりさんと話していても
イライラせずに
『まぁこの人も悪いことをせずに
 仕事をしてキチンと
 税金を納めているから』

と寛容な見方ができるだろう。

すべらない話を100回みてほしい4

オチのない話を聞いて
イライラするのも
あれは若さの習いであった。

許せ。





・・・と思った自分が甘いと思った。

つい最近、何度か急に
電話がかかることがあった。

相手はお酒の席で会った男であった。
実に数年ぶりの間柄。
一応、来るもの拒まず主義の私。

その電話に出ることに。
「もしもし?」
「もしもし・・・」

すべらない話を100回みてほしい5

「どうしましたか?」

「いや・・・とくには・・・」

出た。
口下手だけど
とりあえず電話しました系男

これ、声を大にして言いたいけど、
酒の席の相手なんて
自分が思うほど
相手は自分のこと覚えていないからね。


すべらない話を100回みてほしい3

私もうろ覚えで
「誰でした?」って聞きたかった。
でも失礼なのは承知。

だから弁士のように盛り上げつつ
「今でもお仕事お変わりないですか〜?」
「お年はいくつになられたんですか〜?」
とさぐりを入れた。
あくまでさりげなく。

「う〜ん?変わっている?う〜んそうだなそのままだなぁ」
とか答えたり
「いくつ?う〜んそうだな・・・。う〜ん」
答えたり。

いる。

世の中には簡単な質問も
パッパッと答えられない人がいる。

すべらない話を100回みてほしい6

笑えるほど会話が弾まん。
ていうか会話がなりたたん。

たまらず、
「LINE登録してたっけ?
 ちょっと確認するね」

なんてフリをして、
この人は誰だったけと
電話帳のメモやアイコンを調べる。

あ〜この人、
おじさんのタケちゃんといた人だ。
ようやく思い出した。

すべらない話を100回みてほしい8

私としては今電話している人よりも
そのタケちゃんに世話になったので思わず
「タケちゃん元気ですか?」
と聞いても
「タキちゃん?だれ?」
「いや、あなたといたおじさんのタケちゃん」
「タキちゃん?」
「下の名前がタケちゃん!」
「タケちゃんなんていたかな」

通じない・・・
私心底思ったね。

『もう・・・ええわ』
って

だから「もう覚えてないならいいです」

すべらない話を100回みてほしい7

ってブッチしちゃった♩

冒頭で言ったお話がうまくない男性にも
いまなら寛容に接せられる
という言葉、
取り消すね。



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