大学院時代に
4人のかまってちゃんに
依存をされていた私。


占い師は占い以上に
こぼれ話担当者
である。

そこに目をつけたのが
巷にある占い会社。

これは占い時間(愚痴り時間)が
かかればかかるほど
料金が高まるというもの。

表こころブログ_話を聞くのにエネルギー6

私はここで働いていて思った。
「人に愚痴を言いたい人は
 お金を払ってでも言いたいのだな」

マッサージやネイルにお金を払うように
愚痴を聞いてもらう、という行為は
お金を払うという対価を生み出すのだ、
という発見。

表こころブログ_愚痴ばかり言う人を止めさせる方法8

私は占い師として
少しでも当たる確率の高い
占い師でありたいと思っている。

でも100%当たる未来予想というのは
ないわけで。

お金をもらう以上、
確実に提供できるのは
カウセリングと言う部分だと思う。

つまり「あ~相談してよかったなぁ」
というのは占い以上に
実感が沸くもので。

今日はそんな愚痴を聞くのを
仕事にしたプロの私が、
公私分離をする私が、
愚痴ばかり言う人を
止めさせる3つの方法を
ご紹介したいと思う。



1.断裂法

「だんれつほう」と読みます。

つまり、愚痴の元を断ってしまうのだ

「彼氏が自分を大切にしてくれない」
なんて愚痴ばかり言うなら、
「じゃあ別れたら?」
と答える。

表こころブログ_愚痴ばかり言う人を止めさせる方法1

彼氏でお悩みの多くの乙女は
「別れる選択肢はさらさらない」
「でも付き合う上の愚痴は吐きたい」

という意識だろう。

表こころブログ_愚痴ばかり言う人を止めさせる方法2

だから別れろと言われたときに
女子が8割の確率で言う台詞がある。

「でも他の人に相談したら
 『彼氏を信じてもいんじゃない』って」


このことは社会学者の上野千鶴子も指摘している。

表こころブログ_上野千鶴子氏

でもこの断裂法。
やはり少々強引なやり方なのだ。

父性原理・母性原理で言うと
父性原理の強い部分になるので、
筋は通っていて、
確かに愚痴をストップさせやすいのだけど、
このやり方だと人間関係が壊れる。

ということでもう一つのやり方。



2.直言法

「ちょくげんほう」と読みます。

具体的には、例えば
「彼氏の雑なところが嫌だ」
と愚痴を言われたときに、

表こころブログ_愚痴ばかり言う人を止めさせる方法3

などと言うこと。

要するに
ここで愚痴っても解決じゃあないよ
本人とお話合いはしましたか?

と愚痴を言う当事者に気付かせること。

ただこの注意ポイントは

表こころブログ_愚痴ばかり言う人を止めさせる方法4

愚痴を助長する
燃料になりかねないこと。

女は解決よりも、
ただ気持ちを聞いてほしい欲求が
強いからね。

そこをあえて冷静に解決に持っていくのだ。





3.凌駕法

「りょうがほう」と読みます。
最後の方法はつまり越えること。

具体的には

表こころブログ_愚痴ばかり言う人を止めさせる方法5

などと愚痴る人に対して

表こころブログ_愚痴ばかり言う人を止めさせる方法6

愚痴った当事者以上に
怒りや悲しみをあらわにすること。

あくまで当事者に寄り添った意味で
怒るのが重要。

そうなるとたいていの人は

表こころブログ_愚痴ばかり言う人を止めさせる方法7

『え、なにもそんなに怒らなくても』
と当初あった“自分の愚痴を言いたい”
という負の感情が聞き手に凌駕されるのだ。

こうなると逆に愚痴を言う方が
自然と冷静になる
という仕組み。

これかなり有効。
友情をも壊さないしね。


ちなみにモデルとなったりりこちゃんは
このようにどんなに反対しても
DV彼氏と結局結ばれることとなった。






癒しを与えても与えても
次なる愚痴を運んでくる
「メンヘラ」と冠される
うら若き乙女たち。

softbankがペッパーくんに次ぐ
愚痴聞きロボットを開発するまで
皆様におかれましては、
上記の3技を
ぜひご活用いただけたらと思う。



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