さて、占い師をしていると
たびたび噂に聞く“旅ちゃん

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夜な夜な(だいたい19:00~24:00ぐらい)
広島市の市街地である「本通り」に
出没するという。

辛口ながらも、
当たるで有名。

もう一つ、
冬なのに半袖でも有名。

いつも行列な旅ちゃんなのだけど、
この前通りがかったときに
たまたまお客様がいなかったので
一人、占ってもらった。





ふつう、旅ちゃんは大人気なので
若い女の子が行列している。

この日は誰もおらず、
路上の旅ちゃんのスペースへと
そそくさと、「こんばんは」

恥ずかしい。

「誕生日は?」
「なにを占ってもらいたいの?」
「ぼくのことは知っていた?」

なんていくつかの質問を答えた後に
「甘口?辛口?」
と聞かれたため

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と答えた。

自分がふだん辛口で占いをしているのに
自分のときだけ甘口なんて
ずるいよね~って思って。

ちなみに本日は、
仕事のことを占ってもらった。





「来年から東京にいって仕事をやりつつ、
副業として占いがうまくいくかなとか思って」


旅ちゃんは箱の上で
タロットを広げて混ぜだした。

このとき、
タロットを混ぜるタイミング、
タロットを取るタイミング、
タロットをめくるタイミング、
どこかでお客がカードを手に取ることもあるのだけど、
旅ちゃんの場合は終始一貫していて、
旅ちゃんの手のみが支配していた。

大アルカナのヘキサグラム!

※大アルカナ…22枚のカード
※ヘキサグラム…ダビデの星を模した置き方


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そして、タロットを
ぺろりん、ぺろりんとめくる。

みるみるうちに顔が曇っていく。

そして、開口一番。

「やる気あんの?」

ふぬ?

私があっけにとらわれていた瞬間、
怒涛の攻め。

「まずお姉さんは占い師の覚悟ができていない!」

「自分の言葉で人の人生を壊しもする覚悟ある?」

「自分の仕事に誇りを持て!」

「いままのままだと東京に行っても副業どまりだよ!」



あのね、
想像していた10倍辛口だった。

いままで20人ぐらいの占い師に
見てもらったけど、
その中の辛口トップは
広島で一番当たる占い師だった。

その先生、余裕で塗り替えたね。

その先生が柿ピーの柿だとしたら、
旅ちゃんはハバネロ暴君。


だんだん、
かわいい顔している旅ちゃんながら
暴君・ハバネロに見えてきた。

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正直さ、泣きそうになったね。




私は占い師なので、
同業者として、
お手本として、
また医療者として
旅ちゃんを見させてもらった。


そのときに感じたことは、
・劇団のようなしゃべり方なこと
・しかり方がうまいこと
・ものすごく素直なこと



占い師というのは
人に寄り添って話す占い師か、
怒涛のように扇情するような占い師か、

その二つ分かれると思う。

旅ちゃんは間違いなく後者だろう。

現に「旅ちゃんの占いで泣かされちゃったよ~」
というお客さんを知っている。

この百戦錬磨の私も、正直、
泣きそうだった


ただ、旅ちゃんは
「この人はこういう説教を求めている」
という把握が上手いんだと思う。
そういう意味では相手の心を寄り添う、
まではいかなくとも
相手の心情を察知する力がすごいと思った。

やっぱり過激な説教でも
『そうそう、そこ言われたかった』
ていうポイントを外してなかったら
多少耳が痛くてもイヤな感じだけで終わらない。
(例外もある。その話は後日)

私も耳が痛かったけど、
たしかにおっしゃる通りなのよ。

「いままのままだと
東京に行っても副業どまりだよ!」


占いがヒットしたらいいな
とも思うけど、私の本業も
結局奉仕系の仕事になるので、
よくも悪くも余裕があるの。


あと、この人純粋なひとだね。すごく。
自分の仕事にプライドを持っている
ところもそうだけど、
目がきれいで、視点がまっすぐだった。

お姉さんすわりなとことか、
冬でも半袖なとことか、
キャラクターは変わっているけど
すっごい素直でまっすぐな人だとは感じた。

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もう一つ、占いの分析として
まったく個人的に思ったのが一つ。

旅ちゃんの場合、
タロットをする前にすでに
答えをやや見つけていると思う。

『この人はこうだな』
という直感みたいな。


旅ちゃんが私以外に占っているとこを見てないから
比較しようないけど、
私が占い師ということを言ったからか
旅ちゃんが旅ちゃんたりうる
その武者修行について語ってくれた。

「中二からタロットやってるよ」

「イギリス人なんて一般人でも
そこらへんの占い師よりタロットできる」

「俺はいろんなとこ旅したよ」

「占い師なら世界で勝負しなきゃ」

「日本の占い師の数はトップ」

「でも質は下から数えたほうがいい」




説教の中に確かに愛があり!
そして当たっている!

路上の占いながらも、
あの10分ちょいの間に
私を「旅ちゃん劇場」に引き込んだのでした。





ただ、一つ旅ちゃんが外れたのは
どうも私が高額取る占い師だと思っていたこと。

ふふふ、私は、パルコで
もっぱら1000円で占っていた
ジェネリック占い師なのに笑




広島の街に貢献する人気者の旅ちゃんは
実はワールドワイド占い師だった。

『すごいなぁ旅ちゃんは
いろんな国で占い勉強していて』

この時、はっと気づいた。

『あ、だから「旅」ちゃんなんだ!!』

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たぶんまた行くわ。


次は仕事でなくて、
恋愛をみてもらいたい。

そう思った旅ちゃん訪問でした。

この記事は 表こころ が書きました。

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