この度、ショッキングなニュースが舞い込んできました。
ジャニーズの長男格として、安穏と権勢を誇っていた近藤真彦が退所。そのおおもとのきっかけは去年、週刊文春にすっぱ抜かれた不倫騒動でした。
本日彼が発表した事務所退所コメントは判で押したような定例句ばかりが目立ちます。そこで、彼はなぜジャニーズを退所したのか、そしてジャニーズ事務所という核の傘無きあと、彼がどうのようになるか。四柱推命で見ていきたいと思います。
なお、本日、近藤真彦さんに対してかなりの辛口です。ファンの方は見ないことをお勧めします。
1.近藤真彦の命式について
近藤真彦
1964年7月19日
神奈川県大和市生まれ

己巳・夏の末に生まれた、強い土の命式。命式に土が多くそれを湿らせる水が乏しい。
対して、甲と乙という木行がそろっています。時支と日支の亥と巳は空亡と冲剋していますので、この支えはないものと見ます。
そうなりますと、彼の命式には水が存在しないことになります。彼にとって水はお金、そして女性を表します。そのうえで大樹草花と甲乙がそろっていますので、乾いた大地に伸び切った根っこが水を求めて地下へ地下へと掘り進む。
これを子平推命で「美しくない命式」とします。

甲乙は彼にとって官殺。地位や名誉、そして素行。それが悪い意味で出ているのですから、彼に素行の良さを求めることは、アライグマに「洗うな」というようなものです。
2.なぜ「ジャニーズの長男」と呼ばれるに至ったか
もしも、近藤さんがお客として鑑定に来た場合、私は手を叩いて喜びますね。

「あなた様は16歳から25歳が人生の絶頂期でしたね」なんて断言できます。この時期は女性からの人気が最高であり、それをビジネスに変えすことができるのです。そしてそれは「財」の時期だった。
彼の場合、乾燥しきった土に多すぎる植物にようやく水を渡らせることができる。近藤さんで言えば、悪い意味で出ていた地位や名誉をようやく活かせる時期でした。なぜなら甲乙の栄養である水が巡ってくるためでした。
このように自身の命式で悪い部分である官殺を逆に活かすためにも、「よい時期」というのは必要になるのでした。
そしてその時期を見逃さないかのようにジャニーズ事務所は彼を猛プッシュ、TBSのドラマに出演、日本レコード大賞受賞。この時期の都合のよさは、ジャニーズサイドに四柱推命のブレインがいたのかもしれませんね。
おそらくですが、女性運の最高潮であるこの時期に、ジャニーズ事務所影の女帝と呼ばれたメリー喜多川氏の寵愛を受けることとなったのでしょう。
そりゃカワイイでしょうよ。自らが猛プッシュする成長期の男の子がどんどんと人気になる。女性ファンからの人気はうなぎのぼり、次々お金を稼ぐ彼に対して玉座から眺める女帝も笑みが隠しきれない。
そんな好循環の構図が生年月日一つから見て取れるようです。
四柱推命にとって「財」とはお金だけではなくて、女性(男性にとって)を表します。
しかし、その絶頂期25歳のときに、近藤真彦さんの自宅のシャワールームで、当時交際していた中森明菜さんの痛ましい事件が起きました。

1989年、近藤真彦の人生120年のうちで、最も大吉の10年が終わる年のことでした。
3.ジャニーズ退所の真実
2019年、政界にも影響力のあったジャニー喜多川氏が薨去。
その数年前にはジャニー氏の姉でもあった女帝メリー氏・その娘ジュリー氏とSMAP育ての親・飯島三知氏との対立が顕現。ジャニーズ事務所にとってこのような最悪のタイミングでジャニー氏は亡くなったと言えるでしょう。
後を継いだ滝沢秀明氏はジャニー氏のような寛治を許さず、猛政を敷きます。
つまり、テレビの裏で酒だ女だなんて騒ぐことをよしとせず、罰則を明確に示して、プライベートの素行にも口を出すような厳しい体制を敷きます。
私は滝沢代表のこのやり方こそ時代に沿ったものだと評価しています。しかし、それに座して汲々としないのが昭和・平成とテレビの甘い蜜を吸ってきた古いタレントたち。大スターは妾がいて当たり前、飲み屋で豪快に飲むのが当たり前。そういった勝新太郎のソウルを持ったジャニーズタレントたちでした。
前述したとおり、乾いた己にはびこる甲乙がある近藤さんにとって素行に口出しことは最も眉間に皺が寄るような事案であったと思われます。それも、自分よりずっと年下で後輩の社長から言われてしまった。「自分はジャニーズの長男だから」と主張していた社長の席を奪った大後輩に。
今回退所を受けて発表した彼のコメントには、ジャニーズ事務所や、後輩、そして大恩師のジャニー喜多川への感謝の文章が並びますが現社長への感謝はどこにもないのです。
46歳から65歳は「丙」「丁」印綬。勉強、庇護されるという意味になり、土の強い彼にとっては忌む20年間になるでしょう。勉強や庇護が悪い意味ということは、身にならない・庇護されない、という意味。
昨年すっぱ抜かれた記事によると、近藤氏は不倫相手に対して「俺は(スキャンダルを)もみ消せる(権力がある)」と断言していたようです。それは今この結果知っている我々からすれば、乾いた言葉にしか聞こえません。
惜しいことに、46歳から55歳は「丙」太陽がめぐるときであり、丙は直接土に還りません。この場合、ひどい10年間というよりも、徐々に弱ってくる10年間という意味合いです。
しかし、56歳から「丁」ろうそくや灯火がめぐるときであり、彼の命式にある甲乙を燃やしてくれて、土となる。ともすれば多すぎる圧力を和らげることは可能でした。もう少し頑張ればよかったのに。
56歳からの10年は燃えつけた甲乙が土となるため、「己」が強まることから後継者育成に吉かと存じます。己が強い人は人を育てるうえでも自分の言うことを聞いてくれる人を育てることを好む傾向があります。
独立した今、イエスマンで固める9年となるでしょう。ご自身が代表を務めるカーレーサー団体に勤しむのもよいかと思います。

ここで言い方の補足ですが、16歳から25歳は多すぎる甲乙を生かせるいいとき、しかしながら、56歳から65歳は多すぎる甲乙をいっそ丁で燃やせるワンチャンあるとき。というニュアンスの違いがあります。そのどちらが純粋にいい時期か素人でも分かるかと思います。
45歳から55歳までは彼にとって「丙」の時期でした。もし、この時期にジャニーズ事務所の帝王・喜多川氏の薨去ともに、ジャニーズを去ることが出来ていたなら有終の美を飾れたかもしれません。丙は太陽を表します。
今回の騒動は昭和の体制に甘んじて、ギンギラギンにさり気なく去れなかった者の末路でしょう。
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ジャニーズの長男格として、安穏と権勢を誇っていた近藤真彦が退所。そのおおもとのきっかけは去年、週刊文春にすっぱ抜かれた不倫騒動でした。
本日彼が発表した事務所退所コメントは判で押したような定例句ばかりが目立ちます。そこで、彼はなぜジャニーズを退所したのか、そしてジャニーズ事務所という核の傘無きあと、彼がどうのようになるか。四柱推命で見ていきたいと思います。
なお、本日、近藤真彦さんに対してかなりの辛口です。ファンの方は見ないことをお勧めします。
1.近藤真彦の命式について
近藤真彦
1964年7月19日
神奈川県大和市生まれ

己巳・夏の末に生まれた、強い土の命式。命式に土が多くそれを湿らせる水が乏しい。
対して、甲と乙という木行がそろっています。時支と日支の亥と巳は空亡と冲剋していますので、この支えはないものと見ます。
そうなりますと、彼の命式には水が存在しないことになります。彼にとって水はお金、そして女性を表します。そのうえで大樹草花と甲乙がそろっていますので、乾いた大地に伸び切った根っこが水を求めて地下へ地下へと掘り進む。
これを子平推命で「美しくない命式」とします。

甲乙は彼にとって官殺。地位や名誉、そして素行。それが悪い意味で出ているのですから、彼に素行の良さを求めることは、アライグマに「洗うな」というようなものです。
2.なぜ「ジャニーズの長男」と呼ばれるに至ったか
もしも、近藤さんがお客として鑑定に来た場合、私は手を叩いて喜びますね。

「あなた様は16歳から25歳が人生の絶頂期でしたね」なんて断言できます。この時期は女性からの人気が最高であり、それをビジネスに変えすことができるのです。そしてそれは「財」の時期だった。
彼の場合、乾燥しきった土に多すぎる植物にようやく水を渡らせることができる。近藤さんで言えば、悪い意味で出ていた地位や名誉をようやく活かせる時期でした。なぜなら甲乙の栄養である水が巡ってくるためでした。
このように自身の命式で悪い部分である官殺を逆に活かすためにも、「よい時期」というのは必要になるのでした。
そしてその時期を見逃さないかのようにジャニーズ事務所は彼を猛プッシュ、TBSのドラマに出演、日本レコード大賞受賞。この時期の都合のよさは、ジャニーズサイドに四柱推命のブレインがいたのかもしれませんね。
おそらくですが、女性運の最高潮であるこの時期に、ジャニーズ事務所影の女帝と呼ばれたメリー喜多川氏の寵愛を受けることとなったのでしょう。
そりゃカワイイでしょうよ。自らが猛プッシュする成長期の男の子がどんどんと人気になる。女性ファンからの人気はうなぎのぼり、次々お金を稼ぐ彼に対して玉座から眺める女帝も笑みが隠しきれない。
そんな好循環の構図が生年月日一つから見て取れるようです。
四柱推命にとって「財」とはお金だけではなくて、女性(男性にとって)を表します。
この頃に得たメリー喜多川氏の寵愛は、彼の世間人気がとうに枯渇した中年期の最近でも、おいしいポジションを提供し続けていました。マッチこと近藤真彦さんがジャニーズ事務所退所との事ですが、ここでカウコン2014のセットリストを見てみましょう pic.twitter.com/VhpNooCXRy
— みっしー🐟5.1 (@missing340) April 30, 2021
しかし、その絶頂期25歳のときに、近藤真彦さんの自宅のシャワールームで、当時交際していた中森明菜さんの痛ましい事件が起きました。

1989年、近藤真彦の人生120年のうちで、最も大吉の10年が終わる年のことでした。
3.ジャニーズ退所の真実
2019年、政界にも影響力のあったジャニー喜多川氏が薨去。
その数年前にはジャニー氏の姉でもあった女帝メリー氏・その娘ジュリー氏とSMAP育ての親・飯島三知氏との対立が顕現。ジャニーズ事務所にとってこのような最悪のタイミングでジャニー氏は亡くなったと言えるでしょう。
後を継いだ滝沢秀明氏はジャニー氏のような寛治を許さず、猛政を敷きます。
つまり、テレビの裏で酒だ女だなんて騒ぐことをよしとせず、罰則を明確に示して、プライベートの素行にも口を出すような厳しい体制を敷きます。
私は滝沢代表のこのやり方こそ時代に沿ったものだと評価しています。しかし、それに座して汲々としないのが昭和・平成とテレビの甘い蜜を吸ってきた古いタレントたち。大スターは妾がいて当たり前、飲み屋で豪快に飲むのが当たり前。そういった勝新太郎のソウルを持ったジャニーズタレントたちでした。
前述したとおり、乾いた己にはびこる甲乙がある近藤さんにとって素行に口出しことは最も眉間に皺が寄るような事案であったと思われます。それも、自分よりずっと年下で後輩の社長から言われてしまった。「自分はジャニーズの長男だから」と主張していた社長の席を奪った大後輩に。
今回退所を受けて発表した彼のコメントには、ジャニーズ事務所や、後輩、そして大恩師のジャニー喜多川への感謝の文章が並びますが現社長への感謝はどこにもないのです。
46歳から65歳は「丙」「丁」印綬。勉強、庇護されるという意味になり、土の強い彼にとっては忌む20年間になるでしょう。勉強や庇護が悪い意味ということは、身にならない・庇護されない、という意味。
昨年すっぱ抜かれた記事によると、近藤氏は不倫相手に対して「俺は(スキャンダルを)もみ消せる(権力がある)」と断言していたようです。それは今この結果知っている我々からすれば、乾いた言葉にしか聞こえません。
惜しいことに、46歳から55歳は「丙」太陽がめぐるときであり、丙は直接土に還りません。この場合、ひどい10年間というよりも、徐々に弱ってくる10年間という意味合いです。
しかし、56歳から「丁」ろうそくや灯火がめぐるときであり、彼の命式にある甲乙を燃やしてくれて、土となる。ともすれば多すぎる圧力を和らげることは可能でした。もう少し頑張ればよかったのに。
56歳からの10年は燃えつけた甲乙が土となるため、「己」が強まることから後継者育成に吉かと存じます。己が強い人は人を育てるうえでも自分の言うことを聞いてくれる人を育てることを好む傾向があります。
独立した今、イエスマンで固める9年となるでしょう。ご自身が代表を務めるカーレーサー団体に勤しむのもよいかと思います。

ここで言い方の補足ですが、16歳から25歳は多すぎる甲乙を生かせるいいとき、しかしながら、56歳から65歳は多すぎる甲乙をいっそ丁で燃やせるワンチャンあるとき。というニュアンスの違いがあります。そのどちらが純粋にいい時期か素人でも分かるかと思います。
45歳から55歳までは彼にとって「丙」の時期でした。もし、この時期にジャニーズ事務所の帝王・喜多川氏の薨去ともに、ジャニーズを去ることが出来ていたなら有終の美を飾れたかもしれません。丙は太陽を表します。
今回の騒動は昭和の体制に甘んじて、ギンギラギンにさり気なく去れなかった者の末路でしょう。
この記事は 表こころ が書きました。
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